宮川紗江(体操)の得意種目は?強靭なバネの秘密!代表候補入りを強く期待された理由!

      2016/07/24

リオ五輪の女子体操代表候補選考会を兼ねた第70回全日本体操競技種目別選手権大会が6/5行われ、
期待通り、宮川紗江選手が代表候補の座を射止めた。
1回目の選考会であるNHK杯直前に左足首を捻挫し不本意な結果に終わっていただけに、やるべきときは確実に決めるメンタルの強さも持った宮川選手について掘ってみた。




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経歴

生年月日:1999年9月10日
出身:東京都西東京市
中学校:西東京市立青嵐中学校
高校:西武台高等学校
所属:セインツ体操クラブ
体操を始めた年齢:2歳
身長:145cm
体重:38kg

小柄な体操選手の中でも小柄さが目立つ。
今回選抜された代表候補7人の中でも二番目に小柄だ。
寺本明日香選手 142cm
村上茉愛選手 146cm
杉原愛子選手 146cm
笹田夏実選手 151㎝
内山由綺選手 158cm
河崎真理菜選手 161cm
宮川紗江選手 145cm

本来女子体操は身長が低いほうが有利とされている。
女子体操の醍醐味であるキレのあるバネを存分に披露してほしい。

得意種目

得意種目は「跳馬」と「床」。

「床」では難易度Hの技「シリバス」と「チュソビチナ」を、
「跳馬」は高難易度の大技「チュソビチナ」を持っている。

どちらも世界レベルの大技だ。

代表候補入りを強く期待された理由

この二つを得意種目とする点が、宮川選手が代表候補になることは強く期待されていた理由だ。

というのも、
今回のリオ五輪代表候補選考に際して、選考を行う協会側は、4種目にバランス良く人材を布陣することを強く意識していたからだ。

前回のNHK杯終了時点での協会がイメージしていただであろう布陣の予想はこうだ。

村上茉愛
段違い平行棒寺本明日香杉原愛子
平均台寺本明日香杉原愛子
跳馬寺本明日香村上茉愛

他の代表候補の中に宮川選手以外に、「床」と「跳馬」を得意とする選手はいない。
となると、協会としては宮川選手が全日本で好成績を出して、スムーズに代表候補の座を獲得してくれるのがベスト。
宮川選手が代表候補になると、布陣はこうなる。

村上茉愛宮川紗江
段違い平行棒寺本明日香杉原愛子
平均台寺本明日香杉原愛子
跳馬村上茉愛宮川紗江

4人で4種目に2人ずつ、その種目を得意とする選手を配置することが出来る。
オールラウンダーの寺本選手を床と跳馬にもカウントすると、

寺本明日香村上茉愛宮川紗江
段違い平行棒寺本明日香杉原愛子
平均台寺本明日香杉原愛子
跳馬寺本明日香村上茉愛宮川紗江

となり、俄然層の厚みが増したことが見て取れる。

「床」のエキスパートと「跳馬」それぞれのエキスパートを配置すれば良いかもしれないが、代表候補は7人、そして最終的にリオ五輪直前い選出する代表は5人だ。
となると、単種目エキスパートを集めるより、複数種目を得意とする選手を揃えた方が、層の厚い選手団となり得る。
かといって、
布陣有りきで、大会成績を軽視した選抜を行うと、将来、選手たちのモチベーションを大きく損なうことに繋がる。

宮川選手のパフォーマンスは、協会及び関係者を大きく安堵させたであろう。




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強靭なバネの秘密

宮川選手は、”伝統的に”日本女子体操が苦手とする「床」を得意とする、ある意味異色の選手。
女子体操の4種目全てにバネは必要だとは思うが、「床」と「跳馬」はバネが特に必要。
その日本人離れした強靭なバネは、いかにして培われたのであろうか?

幼いころから活発で、男の子たちの一緒に走り回る子だったそうだ。
みかねた御母堂が勧めて入ったのが体操クラブ。

最初に入ったクラブで6年間基礎を積む。
その6年間には、
「日本体操界を変えた男・ビクトル・ラズモフスキー氏」に指導を受けた期間も含まれる。
残念なことにラズモフスキー氏は帰国することになり、帰国後は名門・セインツ体操クラブに入部。
そこで、宮川選手が尊敬してやまない速見佑斗の指導を仰ぐことになる。

セインツ体操クラブに入部した時点では、
同年代の選手に比べて完成度が低かったようだが、
ラズモフスキー氏の指導により基礎力は充実したものだったであろう。

速水コーチの宮川選手への第一印象は、

「体を動かすことが楽しくてたまらない子、というのが第一印象で、細かいことは気にせず、辛い基礎練習でさえも楽しそうにやる子。」
ひばりタイムス様よりhttp://www.skylarktimes.com/?p=5305

宮川選手自身も、

「練習が辛いと思っても体操が嫌だと思ったことはない。コーチが自分の良さを引き出して伸ばしてくれるから。」
ひばりタイムス様よりhttp://www.skylarktimes.com/?p=5305

と発言している。

宮川選手の肉体的素質、速水コーチの指導力、二人の信頼関係も、宮川選手の強靭なバネを創り上げた大きな要素だろう。
が、それよりも、辛い練習を苦にしない宮川選手の心が大きいのではなかろうか。
二人の言葉から、激しい練習の様子が想像出来る。
それに耐える宮川選手の心が、強靭なバネを生み出し、勝負強いハートを持つことにつながっているのだと思う。

まとめ

速水コーチによると、宮川選手はまだ発展途上だそうだ。
二人が出会った宮川選手が小学5年生の時期までを基礎練習期間と見做して、二人が出会ってからの時期を数えると、まだ5年目。
確かに、伸び代は十分にありそうに感じる。

いくつかのスポーツでは選手寿命が延びている。
短命で知られる女子体操競技。
ボディ・ケアや栄養学が発達した今、宮川選手のようなメンタルを持った選手が、長い選手寿命を持てるようになるのではなかろうか。




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以上

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