シモーネ・バイルズ(体操)のWIKI風プロフ!身長と体重は!圧倒的強さの理由!

      2016/08/30

シモーネ・アリアナ・バイルズ(しもーね・ありあな・ばいるず Simone Arianne Biles 1997年3月14日 - (20歳))は、アメリカ合衆国オハイオ州出身の体操競技選手。2016年リオデジャネイロ・オリンピックの女子体操競技内の4種目の金メダリスト。

来歴

オハイオ州の州都コロンバス市に生まれる。5歳のとき、家庭の都合で里親制度のもと二人の妹とともに祖父母の養子となる。
体操を習う前から独学でバク宙が出来ていた。

6歳から体操を始める。現在もバイルズ選手ヘッドコーチを務めるエイミー・ブアマン氏と出逢う。

2011年、二つのジュニア大会に出場する。現在のバイルズ選手からは想像できない”平凡”な結果に終わる。
2012年、公立学校からホームスクリーングに変更する。これにより1週間あたりの練習時間が20時間から32時間に飛躍的に増える。この年は、二つのジュニア大会で1位3つ、2位1つ、3位1つを獲得する。ここからバイルズ選手の急成長・快進撃が始まる。

2013年からシニアに移行。3月のイタリア国際では、自身初の6種目中5種目優勝の快挙を成し遂げる。が、2013年シークレットUSクラシックのウォームアップ時に平均台から3回も落ち生命の危機に瀕する。一命を取り留めたものの精神的な傷跡は大きく、精神的にもかなりのダメージを受ける。しかし、スポーツ心理学の専門家や家族の支援で立ち直り、復帰戦に当たるP&G選手権では見事種目別4種で2位、総合1位に輝く。

シニアに移行後は、
世界選手権では、2013年2014年2015年の個人総合連覇。
2013年から2016年まで、出場した大会での個人総合11連覇。
1大会での5冠2回。
オリンピックでの4冠・世界選手権での2年連続4冠を含む1大会での4冠6回。
1大会での3冠3回。

今後、どこまで、どれほど1位を取るか、本当に末恐ろしい選手である。

身長・体重

身長:142cm
体重:47Kg

特徴

競技

人類史上最高選手、体操選手の完成形との評価もあり、1970年代に活躍したナディア・コマネチとの比較もしばしばみられる。
黒人特有の強靭なバネに立脚した多くの大技を多用し、土台となる足腰の強度の違いが圧倒的で宙返りの高さが際立っており、着地時の安定感が抜群である。ジャンプの高さに関しては男子より高いと評価する声もある。
また、パワー系やバネ系に長けているばかりでは無く、ラテン系の血が入ってるせいか細かい仕草にも長けている。

脚が長く上半身が短く、全身隈なくしなやかな筋肉に包まれたバイルズ選手を「体操に特化した新人類」と評する声もある。

人柄

欧米の超一流アスリートによく見らるように、「負けず嫌いで努力家、陽気で前向き。」という評が多い。

バイルズ選手の個性で際立っているのは、頭の回転が速く冷静で我慢強いところであろう。
バイルズ選手が好成績を上げ注目を集めるにつれ、家庭や人種に関して悪意のある質問や発言が浴びせられるようになってきた。
そういった時も、感情的にならず冷静に簡潔に回答したり、スルーしたりする。

その強い心が、肉体の強さと共に、バイルズ選手の強さとして快進撃を牽引しているのであろう。

リオの閉会式で多くの選手がバイルズ選手と写真を撮りたがったとニュースになった。
4つのメダルを獲った英雄だという事実よりも、いつも笑顔で口角が上がっていて、仕草が可愛いバイルズ選手の醸し出す雰囲気に多くの選手が魅了されるからであろう。

バイルズ選手のツイッターを見ると、性格の良さが伝わってくる。

圧倒的強さの理由

バイルズ選手の天賦の才と恵まれた肉体そしてメンタル、家族のサポート、優秀なコーチ陣。
これらの要因以上にバイルズ選手の快進撃に影響しているのが「採点制度」だ。

以前の体操競技の採点制度は「10点満点」が存在した。
しかし、現在の体操競技は「10点満点」が存在しない。
体操競技の全ての「技」に難易度に応じて点数が設定されている、その「技」を完璧にこなすとその「技」の点数と「完成度」(これは10点満点)の点数の合計値を獲得する。
つまり、「5.0」点の難易度の技を完璧に(10.0点)演じると、15.0点の点数になる。

この現状の採点制度では、バイルズ選手のように、恵まれた肉体と失敗を恐れず挑戦する強いハートを持ち、絶え間ない努力を続けられる選手が有利になる。

女子体操競技の一部の種目に見られる舞踊的な動き。女性らしさを表しているのかもしれないが、スポーツとして体操を見ているファンからすると、言葉は悪いが興醒めさせられるシーンである。
しかし、上限の無い採点制度になると、宙返りやジャンプのようなアクロバティックな演技がウエイトを増し、体操のスポーツらしさが増し、魅力増大につながるだろう。
体操界の中枢が求めた、スピードとパワーに満ちた「体操」。
その「体操」を実現するために創り上げた採点制度。バイルズ選手は、その新しい採点制度を十二分に活用した最初の選手と言えるかもしれない。

公平感を損なう危険性があると感じられる可能性がある採点方式の競技でありながら、より高く、より多く、より確実に演技すれば、観衆が感じた点数に限りなく近い点数が与えられる競技に脱皮成長した「体操」。

現行の採点方式が導入されてから節目の10年。その節目に、現行採点方式の申し子といえる選手が華々しい活躍を見せたことを心から祝福する。

観衆の求めるものを誠実に追及した体操業界が作り出した現行の採点方式が、バイルズ選手の圧倒的強さに大きく関与していると考える。

最後に

勿論、体操の発展の歴史、その中で活躍した選手達を心から尊敬している。
多くの素晴らしい演技の積み重ね、演技会場(床運動のマットや跳馬の踏み台等)の進化改善があったから現在の体操競技の隆盛があると思う。
その時代その時代に求められた演技が有り、多くの一流選手達が見事な演技を見せ、そして後進に継承してきたらこその、「今」だと考える。

今後、体操競技がどのような形に進化発展していくか分からないが、選手の方々には大きなケガ・深刻なケガをすることなく、ファンを楽しませ続けて欲しいと切に願う。

以上

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