第74期将棋名人戦第3局!羽生名人破れる!名人〇●●(勝負負)での防衛確率は?

      2016/07/25

第74期将棋名人戦は5月12・13日に第3局が行われた。
下馬評に反して、第3局を挑戦者佐藤天彦八段が制し、佐藤(天)八段が2勝1敗リードすることになった。

今回、第3極が終わった時点で羽生名人の1勝2敗となったわけだが、
過去70回行われた名人の防衛戦、
名人側が〇●●(勝負負)となった場合に防衛できたかどうかを調べてみた。




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○●●

過去70回の防衛戦で僅か4回。
1952年の第11回 木村義雄対大山康晴
1971年の第30回 大山康晴対升田幸三
1988年の第46回 中原誠対谷川浩司
2008年の第66回 森内俊之対羽生善治

結果は、4回中3回、名人が名人位を失っている。

羽生名人が今回の名人戦で名人位を奪われる確率は75%!?

1勝2敗

条件を緩めて
第3局を終えた時点で名人が1勝2敗の場合はどうか調べてみた。

上記の4回に加えて、

1966年の第25回 大山康晴対升田幸三(4勝2敗で防衛)
1979年の第37回 中原誠対米長邦雄(4勝2敗で防衛)
1987年の第45回 中原誠対米長邦雄(4勝2敗で防衛)
1992年の第50回 中原誠対高橋道雄(4勝3敗で防衛)
2000年の第58回 佐藤康光対丸山忠久(3勝4敗で失冠)
2001年の第59回 丸山忠久対谷川浩司(4勝3敗1持で防衛)
2004年の第62回 羽生善治対森内俊之(3勝4敗で失冠)
2007年の第65回 森内俊之対郷田真隆(4勝3敗で防衛)

がある。

全12回で、
名人が防衛したのは7回、防衛確率は約58%となっている。




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まとめ

名人戦における名人の防衛確率が約68%であるこを考えると、
1勝2敗とみれば、羽生名人が防衛する確率はそれほど低くなく見えるが、
〇●●とみれば、羽生名人の防衛は黄信号がついている状態といえるだろう。

羽生名人の防衛を強く望む将棋ファンが多いとは思うし、
私自身も羽生名人の防衛を強く期待している。

が、
羽生世代が将棋界を牛耳って20有余年。
ビッグタイトル経験者が32歳の渡辺竜王だけ、
名人位に至っては、羽生世代の独壇場という現実は悲しすぎる。

28歳の佐藤天彦八段の快挙を期待する気持ちが局を重ねるたびに強くなるのを抑えきれない。

5/31追記
残念ながら、羽生三冠の1勝4敗で名人位失冠という結果になった。
若い世代が名人位に就くことは将棋界の活性化のために良いということは十分理解できるが、
羽生三冠が一回り以上若い世代に名人位を奪われたという事実は、
世代交代の波を感じずにはいられない。

棋聖戦は永瀬六段(23歳)が挑戦者に決定済み。
王位戦も豊島七段(26歳)が挑戦者決定戦に進んでいる。

羽生永世七冠は見たい。




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以上

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