黄金世代(卓球)についてまとめてみた!凄すぎる卓球界の次世代の選手達!

      2016/08/24

女子卓球界を盛り上げている「黄金世代」。東京五輪の頃は円熟の境地にあるであろう福原・石川遼選手と五輪代表をかけて熾烈な争いを繰り広げるであろうと期待されている。今後10年以上の長きにわたって日本女子卓球界のみなら世界女子卓球界の一大勢力になるであろう「黄金世代」についてまとめてみた。




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黄金世代の選手って誰?

「黄金世代」の選手について公式の定義は存在しない。メディア・blogによってまちまちだ。
以前は「伊藤美誠世代」、「平野美宇世代」などと呼称されていたこともあったが、伊藤・平野両選手のランキングが拮抗していること、早田選手の成長が著しいことなどから、伊藤・平野・早田選手を中心に「黄金世代」という呼称が定着してきている。

ここでは、「黄金世代」を
浜本由惟選手(19)、加藤美優選手(18)、平野美宇選手(17)、早田ひな(17)、伊藤美誠選手(17)、長﨑美柚選手(15)
の6名とした。

上の6名とした理由は、世界ランキングの順位、メディアの注目度、鎬を削った時期、誕生日の近さ、だ。

データから見る黄金世代

黄金世代の凄さは、第一に低年齢で好成績を挙げることだ。”選ばれた福原・石川両選手”の記録を何事も無かったかのように塗り替える。永遠に破られないであろうと思えた両選手の記録に匹敵する若しくは準ずるレベルの記録が量産されるところにある。

【各年代ツアーの初優勝年齢】

U15 U18 U21 シニア
浜本由惟(19) 14歳035日 15歳007日 15歳027日
加藤美優(18) 12歳011日 14歳042日 16歳284日
平野美宇(17) 13歳112日 14歳358日 14歳208日
早田ひな(17) 13歳355日
伊藤美誠(17) 10歳310日 10歳332日 13歳215日 14歳152日
長崎美柚(15) 12歳266日

 

【世界ランキング大台突破年齢】

200位 100位 50位 20位 10位 5位
浜本由惟(19) 13歳035日 15歳040日 15歳223日
加藤美優(18) 13歳226日 14歳082日 16歳232日
平野美宇(17) 12歳321日 13歳233日 13歳356日 15歳055日
早田ひな(17) 13歳303日 13歳303日 14歳301日 16歳024日
伊藤美誠(17) 10歳350日 12歳257日 13歳261日 14歳162日 14歳230日
長崎美柚(15) 13歳310日 14歳037日

参照元一覧
伊藤美誠★5 [無断転載禁止]©2ch.net http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/pingpong/1454225334




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何故黄金世代は生まれたか

これほどの逸材が何故同時期に多く出現したのであろうか?

稼げる職業になった

一番大きいのは、卓球が収入面でも十分に魅力的な競技になったことであろう。
このことは、リオ五輪卓球男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷選手の発言が証明している。
プロ野球、プロゴルフ、プロテニスそしてプロサッカーには及ばないが、それ以外の多くの競技には勝るとも劣らない。
また、両親が子供に夢を託さんと我が子を育てようとしたときに、ラケットとピンポン玉さえ買えれば育成スタート出来るという費用面でのリスクの少なさもある。
また、必ずしも超人的な肉体を持つフィジカルエリートに育つ必要が無いことから、将来を極端に不安視することなくレッスンをスタート出来るというメリットもある。

卓球に打ち込み、その結果十分なリターンを得る可能性があると知られたことは一番大きい要因だろう。

福原・石川両選手の存在

もしかしたら、一番大きい要因かも知れない。
両選手とも、ビジュアルも良く、温和な雰囲気が滲み出ている。卓球界に入ろうとする女の子にとって、福原・石川両選手のような柔らかい雰囲気の選手がエースとして存在していることは、尊敬と大きな安心感を同時に持てるであろう。

明らかに超人的な身体を持った選手がエースだと「私では無理だ。」と思うし、意地悪そうな選手がエースだと「試合ですら大変なのに試合外で嫌がらせされたらどうしよう。」と思う。

「福原・石川両選手のような”普通”の雰囲気の選手が第一線でやっていけるんなら、私にも出来るかもしれない。」と感じることが出来ることは、多くの人が参加する上で重要だ。

才能は必ずしも生まれながらに鋼鉄の心身を持った人間にだけ宿るわけでは無い。

黄金世代の最大の凄さ

記録や成績の凄さはいうまでも無い。
黄金世代には、今まで打ち立て記録・成績の凄さ以外に、黄金世代を黄金世代足らしめているものがある。

それは「感覚」だ。

黄金世代の筆頭というべき、伊藤選手にソレが顕著だ。

伊藤選手は、日本の卓球界で一般的な練習である「ラリーの練習」に他の選手と違う姿勢で臨むという。
「ラリーの練習」では、野球のキャッチボールが相手の捕りやすいところに投げるように、相手の打ちやすいところに打ち返し出来る限り多く打ち合う練習だ。
しかし、伊藤選手は、いろんなところに打ち返すどころか、相手の打った球がチャンスボール(?)だと思えば、スマッシューで”決め”に行くという。
確かに、試合において「ラリー」の練習のような状況は有りえない。フォームの練習、スタミナをつけるため、などの理由はつけられるだろうが、試合の中で相手が自分の打ちやすいところに打ちやすい球を返すことは考えづらい。
となると、そういった”無駄”な練習を長時間続けることは全くの”無意味”な作業だ。

他にも伊藤選手は、10代半ばでありながら、他業界の人々との出会いで積極的に声をかけたり、卓球の男子選手とも積極的に会話するそうだ。
管理人も書きながら「変わった子だ。」と思っている時点で”古い”人間なのかもしれないが、このようなニュースが存在するということは、私より若い人でも伊藤選手の言動に違和感を感じているのであろう。

伊藤選手だけでは無い。黄金世代の最年長の浜本選手も、卓球とモデル業を並行して行い。最近になってモデル業を休業し卓球に専念している。同世代の選手が卓球専心の中、卓球以外の、しかも卓球とは完全に畑違いの職業を行う有力選手がかつていただろうか?

伊藤選手や浜本選手のようなタイプの選手と多く接する黄金世代の他の選手も、多かれ少なかれ、勿論いい意味で、刺激を受けているか、同じような感覚を持っているのではなかろうか。




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黄金世代の最大の凄さがもたらすものは

女子卓球界の一層の隆盛だろう。

当たり前のことのようだが、多分、多くの人が思っている以上に注目を浴びるスポーツになるかもしれないと思っている。
卓球帝国・中華人民共和国では、卓球のトップ・プレイヤーは、ラケットを持ってコンサートの舞台に上がって素振りをしながら踊る。キワモノ選手の余興では無い。現在世界で間違いなく3本の指に入る丁寧選手のパフォーマンスなのだ。丁寧選手が舞台の上で踊っている動画がYOUTUBEに上がっている。日本人からすれば違和感を感じる光景だと思うが、多くの人々が熱狂しているのだ。

何故、一層の隆盛につながると言えるのか。

それは「○○世代」が、そのスポーツを盛り上げた先例があるからだ。

その先例があったのは将棋界だ。
将棋界では「羽生世代」という言葉がある。
羽生善治という15歳のときから30年近く将棋界の第一線で活躍する棋士と、その同世代で、羽生棋士がいなければ将棋史上にもっと深い足跡を残せたであろう数名の棋士達を指す言葉だ。

「羽生世代」は、羽生世代より若い世代の憧れの対象となり、羽生世代と同等かそれ以上の素質を持った少年たちを将棋界に求引した。
「羽生世代」間や他の世代との多くの名勝負は多くの観専ファン(観るだけで将棋はあまり刺さない)を生んだ。
将棋を観戦する上の特性がネットと親和性が高かったこともありネット上での普及も進み、衰退しつつあった将棋界が大きく息を吹き返すに至った。
(勿論、卓球は世界各地で親しまれており、海外ではプロリーグがいくつも存在する。人口15億のお隣の中華人民共和国に至っては卓球が国技状態だ。)

卓球にはある時期から「暗い」というイメージがついた。
何十年も前に、ネットが無い時代に、テレビであるタレントが「卓球は暗い。」と電波に乗せたのが始まりとされる。そのタレントの影響力の強さも有り、世界中で愛好されている卓球は、日本国内ではネガティブなイメージを持たれ続けた。
しかし、ネットの普及が卓球を知らない世代にも実際の卓球の激しさ・熱さを伝えてくれるようになった。
また、女子卓球選手もビジュアル面で多くの人に受け入れられやすい、目の保養になるレベルの選手が続いている。

多くの好条件が揃ってきた卓球。
黄金世代が脂が乗り始める時期に東京五輪を迎えるというのも嬉しい材料だ。

日本女子卓球が、人気そして実力ともに世界一の称号を勝ち得る時期が一日も早く来ることを心より期待する。

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